事前クリーニングのデメリットと対策について

  • HOME »
  • 事前クリーニングのデメリットと対策について

【事前クリーニングのデメリットと対策について】

全ての作業にはメリットとデメリットが伴います。
事前クリーニングもその例外ではありません。
最大のデメリットは、劣化している部位が破れてしまう可能性があることです。

過去に販売された毛皮のコートの多くは、レットアウトという工法で作られています。
スキンそのものが劣化していることや、縫製に使用した糸が劣化していること、またレザーリングという工法で、レットアウトを施し長い短冊状になった毛皮と毛皮を繋いでいるピッグスキン等が劣化している場合もあります。

毛皮工房の取り組みとしては、むしろ、クリーニングをして破れてしまうような部位は破ってしまい、その部位に適切な措置を施すことにしています。
劣化した毛皮であれば除去し、糸だけの劣化であれば解いて縫い直し、レザーリングの革が劣化していればその部位を除去します。
そうすることで、リメイクに適さない部位を取り除き、良好な部位を残していきます。

実は、そうして取り除いた良好な部位も、全てがリメイクに適しているわけではありません。
リメイクに際しては、縫製前の作業として、水ばりが必要となり、水ばりをすると、良好な部分でも破れてしまうことがあります。
そうした部位は改めて除去していきます。

もう一つのデメリットは、クリーニングのコストです。
この点についての対応は、クリーニングの品質を向上させることと、コストを下げること。
この2点に尽きると考えます。
毛皮工房では、毛皮のクリーニング設備を備えた大規模な工場のお力をお借りしながら、クリーニングの事前作業や仕上げ加工は自社で行うなど、毛皮のクリーニングに取り組んでまいりました。
現在では、高品質で低価格のクリーニングが施せるシステムが構築できております。

毛皮のクリーニングは、パウダークリーニングが中心になりますが、毛皮の状態やお客様のご要望に応じ、溶剤を使用する場合もあります。
専門的になりすぎますので割愛しますが、4つの方法からより適した方法を選択します。
後程、別の項目でご説明しますが、4つの方法それぞれにメリットとデメリットがあります。
毛皮の状態とお客様のご要望を総合的に考慮し、積み重ねてきた経験も踏まえ、ベターな方法をご提案します。
ご提案に際しては、必ずデメリットも詳しくご説明します。

TEL 042-505-4255

PAGETOP
Copyright © 国立毛皮工房 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.